豊中・江坂にあるゴルフトレーニング・ダイエット専門パーソナルジムRollce（ロールス）代表の宮前です。

はじめに

年が明けてますます気温が低くなってきましたが、こんな時期にこそゴルファーの皆さんにより気を付けて欲しいのが怪我や痛みです。元々痛めている所がある方はもちろん、現状痛めている所がない方も気温が下がれば怪我のリスクは大きく上がります。そこで必要になってくるのが練習やラウンド前のストレッチや体操などウォーミングアップです。
そして今回は特にアマチュアゴルファーが痛めやすい箇所である『膝』にフォーカスしたストレッチをご紹介させて頂きます。ゴルフで首や腰を痛めるのは何となくイメージしやすいですが、実は膝痛も多くのゴルファーが悩まされている痛みの１つです。ゴルフスイングで痛くなる方もいれば、ラウンド中にコースを歩いていると痛くなる方、ラウンドが終わってから痛くなる方など膝痛の発症タイミングは様々ですがまずはこれからご紹介させて頂くストレッチを試して頂ければと思います。

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ゴルフで膝が痛くなる方にまずやってほしいストレッチ

【伸ばす筋肉】

大腿四頭筋（腿の前の筋肉）

【ストレッチのやり方】

①椅子や壁などでバランスを取り伸ばしたい方の足の甲を同側の手で持ちます

• ↑画像では左手で左足を持っています
• ＊腿の前が硬い方は↑の状態で既に腿の前がストレッチ（伸ばされる）される感覚が来ますのでそこでキープ

②①の状態でまだ伸び感が弱い方は、足の甲を持った手を後ろに引き上げ膝を身体より後ろに引きます

③①もしくは②の状態で腿の前が伸ばされている感覚がある所でキープします

↑を左右行います

【キープする時間の目安】

伸ばされている感覚がある所で、30秒〜60秒を目安にキープ

【ストレッチの効果】

①大腿四頭筋（腿の前）の拘縮改善

筋肉が拘縮する事で正常な筋肉の収縮伸長の妨げや、膝痛を起こします。原因である腿の前をストレッチする事で膝痛を改善する効果が期待できます。

②大腿四頭筋（腿の前）の柔軟性アップ

適切なストレッチにより、腿の前の筋肉の柔軟性が上がります。筋肉の柔軟性が上がる事は、膝痛やその他の怪我の予防に繋がります。また、関節可動域の向上にも効果を発揮します。

【ゴルフにおいてのストレッチの効果】

①スイング中、ラウンド中の膝痛改善・軽減

腿の前の拘縮改善や柔軟性のアップによりゴルフでの膝痛改善・軽減が期待できます。特に、ゴルフ場などのアップダウンや傾斜がある場所でのスイングや歩行は膝に対しての疲労や負荷が多くなり、膝痛が起こりやすくなります。日常的に上記のストレッチを行うことで、痛みの予防・改善・軽減が期待できます。

②ゴルフスイングへの効果

身体の一部分の筋肉が硬くなったり、上手く機能していない状態ではゴルフのような複雑なスイング動作は効率良く行えません。日常生活やゴルフ前のウォーミングアップにストレッチを導入する事で筋肉の硬さ、疲労を取り除き下半身からの連動した効率の良いスイングが可能になります。結果、飛距離アップやスイングの安定に繋がります。

【最後に】

ゴルフ向上を目的に打ちっぱなしやラウンドで練習する事や専門的なトレーニングを取り入れる事はとても重要です。しかし、同時に忘れてはならないのがストレッチなどの身体のケアです。理想論だけでお伝えすると練習・トレーニングと同等の時間と量をストレッチなどのケアにかける必要があると私は考えています。人間の身体は何もしなければ衰えるばかりで、それらを防ごうと運動やスポーツ・トレーニングのみを行うと衰えは防げますが今度は疲労が溜まっていきある時に違和感を感じ、徐々に痛みに変わっていきます。その様な事態を少しでも防ぐ為に、現在抱えている痛みを少しでも軽減・改善できる様にまずは、今回の様な簡単なストレッチからご自身の日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか？
プロ・アマ問わずゴルファーの皆さんの楽しいゴルフライフをRollceは応援しております。

⬇️通常60分12,000円⇒75分6,000円の体験ご予約はこちらから

【執筆者プロフィール】

宮前侑典（ミヤマエ　ユウスケ）
株式会社ウィルヘルスジャパン
代表取締役社長
プライベートパーソナルジムRollce
代表トレーナー

1992年12月22日生まれ、
香川県丸亀市出身。
トレーナーの専門学校を卒業後、独立して活動。トップアスリート（男・女ゴルフ・野球・レーサー・ウェイクボード）・モデル・多数の経営者・難病患者・脳性麻痺リハビリなど様々なクライアント様を担当。
プライベートパーソナルジムRollceでは一般の方〜アスリートのトレーニングを担当。
株式会社ウィルヘルスジャパンを設立し企業様と専属契約を結び、従業員の方々の健康管理・予防・改善をサポート。