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キックボクシングの試合で本来のパフォーマンスが発揮できない理由とその対処は?豊中キックボクシングトレーナーが解説
キックボクシング 2026年8月15日
豊中・江坂にあるパーソナルジムRollce(ロールス)のキックボクシングトレーナー守屋です。

練習ではしっかり動けるし、スパーリングでもある程度戦える。
なのに、試合になると急に動きが硬くなって、普段の力が出せない…。
そんな経験はありませんか?
実はこれ珍しいことではありません。
むしろ、真面目に練習を重ねてきた選手ほど陥りやすい現象なんです。
今回は、キックボクシング経験者が試合で実力を出せなくなる原因を、
脳・練習の質・メンタルの3つの側面から解説し、パフォーマンスを最大限に発揮するヒントをお伝えします。
【1】脳の”防衛本能”がブレーキをかけている
キックボクシングを含む格闘技の試合では”本能的な防御反応(逃走反応)”が強く出ます。
これは、脳の「扁桃体」という部分が、危険を察知すると、
自動的に身体を守ろうとする働きによるものです。
具体的な反応としては、
・呼吸が浅くなる
・筋肉が緊張して動きがぎこちなくなる
・視野が狭くなる
・反応が遅れる
つまり、”守ろう”という脳の無意識の働きが、「攻め」のスイッチを切ってしまうのです。
普段の練習では慣れた練習相手、慣れた環境だからスムーズに動ける。でも、試合では
実力もわからない初めて相対する選手、いつもと違う環境(会場)、観客、審判、勝敗結果
などの慣れない環境、状況に「圧」を感じて、脳が守りに入る。
これが「実力が出せない」状態の正体の一つです。
▶︎対処法:呼吸とルーティンで”脳を安心させる”
⚫︎腹式呼吸の習慣化
腹式呼吸は交感神経の高ぶりを抑える効果があります。
普段の練習からミット、スパーリングの前やラウンド間のインターバルにゆっくりとした
腹式呼吸を入れてみてください。本番でも使えるようになれば高ぶりや緊張をコントロールできるように
なってきます。
⚫︎試合前ルーティンの確立
音楽、ストレッチ、軽いシャドーなど、「いつも通りの行動」を決めておくことで、脳が安心
しやすくなり、過度な緊張からくるパフォーマンス低下を防げます。
ルーティンといえば、メジャーリーガーのイチロー選手が最もわかりやすい例かと思います。
練習であろうと試合であろうと、特別何かを変えたり、やることを増やしたりせず、
徹底した”いつも通り”を遂行しています。結果は皆さんの知るところかと思います。
【2】”練習と試合の質”のズレ
よくあるのが、「練習では動けるのに試合で固まる」という人の練習内容が
”想定されたストレス下”で行われてないこと。
例えば、
・いつもミットやスパーリングが同じ相手、同じテンポ
・プレッシャーのない環境
こうした「安心領域の中」だけで練習していると、試合の不安定さや揺さぶり
に慣れていないため、本番でのパフォーマンスが下がる傾向があります。
▶︎対処法:「意図的にプレッシャー与える練習」を入れる
⚫︎ラウンド中に変化を入れる
残りの30秒で「テンポアップ」や「攻撃強度を高める」、「ミット持ち側からの攻撃」など
同じラウンド中に変化をつけ、その変化に対応しなければならない状況を作り出す。
⚫︎相手のタイプを変えるスパー
一番効果的なのは「出稽古」です。
自ら普段とは違うジムに赴き、普段と違うジムの選手と手合わせする。
お互い手の内がわからない状態でスパーリングをすることは、より試合に近い
状況であり、そのストレスのかかる状況で経験を積むことでいざ試合となった時に
普段の実力が出やすくなります。
”不慣れな状況に身を置くことに慣れる”ことができれば今より一歩先に進めるはずです。
ただ、この方法は他ジムとのつながりのある方でないと行うのが難しいので、
ジムの代表や、顔の広い先輩選手に相談して他ジムへ連れて行ってもらうのが最善かと思います。
【3】「失敗=ダメ」という思考が緊張を生む
試合で実力を出せない人の多くが、”勝たなきゃ”、”失敗したら恥ずかしい”という思考に
支配されています。
この状態だと、身体は自然と萎縮し、判断も遅れ、安全策を選ぶだけの戦い方になりがちです。
大事なのは、”失敗しても戻れる”という感覚。
つまり、「攻めた結果のミスはOK」というマインドセットです。
▶︎対処法:「挑戦を肯定する」日常づくり
⚫︎できた/できなかった ではなく、「やろうとしたか」に注目する
例え失敗しても、「今の攻めは良かった」と姿勢に対してフィードバックすることで、
挑戦する思考が強化されます。
⚫︎メモをつける習慣
日々の練習で「挑戦したこと」「新しく取り組んだこと」を書き出すと、自分の成長が
見えやすくなり、自己肯定感と自信が高まります。
⚫︎仲間やコーチとの関係性
ミスしてもフォローしてもらえる環境があると、脳は「ここは安全」と認識しやすくなり、
のびのびとしたパフォーマンスが出やすくなります。
◆まとめ 試合で実力を出すために必要な3つに意識と実践法
1、脳の防衛本能を和らげるには、呼吸とルーティンを活用する
2、試合仕様の練習に切り替えて、環境ストレスへの対応力を育てる
3、「挑戦すること自体に価値」だと捉えるマインドをつくる
キックボクシングに限らず、対戦する競技は相手がいる以上、”思い通りにいかない”ことが多い世界です。
だからこそ、自分の思考と身体のクセを理解して整えることが、経験者の次の成長につながります。
あなたのパフォーマンスは、まだまだ高められます。
「本番に強くなる練習」も、キックボクシングの実力の一部として、ぜひ磨いていきましょう。
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【執筆者プロフィール】

守屋光(モリヤヒカル)
プライベートパーソナルジムRollceトレーナー
【得意分野】
キックボクシング指導・ダイエット・ボディメイク・整体(痛み、姿勢改善)
【予約可能日】
毎週火曜日・金曜日
1988年11月1日生まれ、大阪府茨木市出身
元アマチュアK-1チャンピョン
キックボクシングトレーナ・パーソルナルトレーナー・整体
現役の選手としての活動を続ける傍ら、スポーツ大学を卒業し大手フィットネスクラブに務める。引退後は整体業に従事した後キックボクシング のトレーナーとなる。選手、トレーナー、整体師の経験を基にキックボクシングトレーナー・ダイエット・ボディメイク・痛みの改善など幅広いニーズに対応したトレーニングを提供させて頂きます。
Rollceではお客様の様々な悩みを解決すべく様々なトレーニングメニューをご用意しております。
👑アスリートやモデルのボディメイク実績多数✨体脂肪を優先的に落とすダイエットプログラム
👑プロゴルファーのサポート実績あり✨プロも実践するゴルフ専門トレーニングプログラム
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👑痛みや疲れ柔軟性向上✨吸い玉、かっさで膝痛、腰痛、肩こり、筋肉疲労改善ボディコンディショニングプログラム
上記の他にもRollceでは【指定難病】【歩行困難】な方々のリハビリやトレーニングも受け入れております。その方の状態や体力に合わせてプログラムを提案しサポートさせて頂きます。
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