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キックボクサーにウエイトトレーニングは必要?
キックボクシング 2026年2月9日
豊中・江坂にあるパーソナルジムRollce(ロールス)のキックボクシングトレーナー守屋です。

キックボクシングを続けていると、必ず一度は気になるのが 「ウエイトトレーニングって必要なの?」という疑問。SNSなどを見ていると”やった方がいい派”と”やらない方がいい派”に分かれ、意見がバラついているのも事実です。
結論から言うと、
ウエイトトレーニングは、目的に合わせて取り入れるのであれば”必要”です。
ただし、間違ったやり方は逆効果。
この記事では、キックボクシングの元選手・パーソナルトレーナーとしての視点から”キックボクサーとウエイトの正しい関係”をわかりやすくまとめます。
◆ウエイトトレーニング=筋肥大だけではない
ウエイトトレーニングと聞くと、おそらく多くの方が「ボディビルダーのような体つきになることを目標として取り組むもの」というイメージを持っていると思います。
ですがそれはウエイトトレーニングのうちの一部でしかありません。
筋肥大以外に、最大筋力の向上、全身連動性の強化、瞬発力の強化、などその効果は様々です。
行う目的は人それぞれで、取り組む人が皆一様に筋肥大のみを目的としているわけではありません。
近年では、キックボクシングのトッププロ選手は当たり前に取り組んでいますが、筋肉量を上げるためだけにおこなっているわけではありません。
◆なぜキックボクサーにウエイトが必要なのか?
①技術は「筋肉を使うことを前提」にできているパンチやキックも
・地面を踏む
・股関節の伸展を使う
・体幹のひねりを使う
・腕や足を走らせる
という全身の連動で生まれます。この時
・股関節を強く伸ばす力
・体幹が体のひねりに負けない
・肩や肘を安定させる力
が足りないと「正しい技術をやろうとしても、身体がついてこない」状態になります。ウエイトは、この「技術を成立させる最低限の筋力」を作る役割があります。
②ウエイトは「力を出す練習」ではなく「力を伝える練習」
冒頭でお伝えした通り、筋肉を大きくすることだけがウエイトトレーニングではありません。
キックボクサーにとっての目的は、地面を蹴って生まれた力を、ロスなく拳や足先まで伝える能力を高めること。
スクワットやデッドリフトは、
・足で床を押す
・体幹で支える
・上半身が力に負けない
という構造を作ります。
これはそのまま強いパンチ・キックの構造と同じです。
③「速さ」は筋力がないと生まれない
速い動きはセンスではなく、
・一瞬で力を出せる筋力(加速)
・動きを止められる筋力(減速)
の組み合わせです。
筋力が弱いと、
・力を出すのに時間がかかる
・出した力を止められない
結果、速くなくキレのない動きになってしまいます、
ウエイトトレーニングは、この
「一瞬で力を出し、一瞬で止める」
という能力を高めてくれます。
④技術練習だけでは「限界」が来る
ある程度までは、
・シャドー
・ミット
・スパーリング、マススパーリング
だけでも強くなれます。しかし、
・威力が頭打ちになる
・体、軸がブレる
・ただただ強く打とうとしてスタミナをロスする
という段階に必ずぶつかります。これは技術の問題ではなく、身体の出力が足りない状態です。
この壁を乗り越えるために、ウエイトトレーニングが必要になります。
⑤怪我をしない体を作るため
強い攻撃ほど、体には大きな負担がかかります。
筋力が不足していると、
・膝
・腰
・肩
のダメージが集中します。
ウエイトトレーニングで
・関節を支える筋肉
・衝撃を受け止める筋肉
を作ることで「攻撃力が上がっても壊れない身体」を作れます。
⑥ウエイト=重くなる、は誤解
「ウエイトをすると体が重くなる」という不安はよく聞きます。
実際に重くなるのは、
・ボディビル型のトレーニング
・量をやりすぎた場合
です。
キックボクサー向けのウェイトは
・回数少なめ
・動作重視
・目的を絞る
ことで、速さとキレを失わずに強くなることができます。
◆まとめ
キックボクサーにとってのウエイトトレーニングは
・技術を成立させる「土台づくり」
・力を生み、伝え、止める能力の強化
・パフォーマンスの限界を引き上げる手段
・怪我を防ぎ、長く戦うための保険
です。つまり、ウエイトは「技術の代わり」ではなく、「技術を最大限活かすもの」と言えます。
この視点を持てると、ウエイトトレーニングを「やるかやらないか」ではなく「どう使うか」に変わってきます。
今よりもっと強くなりたい、伸び悩んでいる方はぜひウエイトトレーニングを選択肢に入れてみてください。
今回もここまで読んでいただきありがとうございました。
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【執筆者プロフィール】

守屋光(モリヤヒカル)
プライベートパーソナルジムRollceトレーナー
【得意分野】
キックボクシング指導・ダイエット・ボディメイク・整体(痛み、姿勢改善)
【予約可能日】
毎週火曜日・金曜日
1988年11月1日生まれ、大阪府茨木市出身
元アマチュアK-1チャンピョン
キックボクシングトレーナ・パーソルナルトレーナー・整体
現役の選手としての活動を続ける傍ら、スポーツ大学を卒業し大手フィットネスクラブに務める。引退後は整体業に従事した後キックボクシング のトレーナーとなる。選手、トレーナー、整体師の経験を基にキックボクシングトレーナー・ダイエット・ボディメイク・痛みの改善など幅広いニーズに対応したトレーニングを提供させて頂きます。
Rollceではお客様の様々な悩みを解決すべく様々なトレーニングメニューをご用意しております。
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